アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。
硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)
測定レポート 『北海道産 和田さんのじゃがいも メークイン』
測定日 |
産地 |
品名 |
品種 |
検体 |
1玉の重量 |
ライマン価 (%) |
2024/09/26 |
北海道 |
和田さんのじゃがいも |
メークイン |
A |
143.0g |
14 |
B |
112.5g |
14 |
北海道・和田さんのじゃがいも、メークインを測定しました。
前回は、去年2023/11/22に測定を行っています。
ライマン価は、測定した2個共に14と検出されました。
又、前回測定と比べると、
13-14➡14と、ライマン価は維持されている結果となっています。
味も、メークインの特徴である しっとり感と、
甘味が感じられる美味しいジャガイモとなっていました。
(吉田紗知子)
測定レポート 『北海道産 和田さんのじゃがいも 男爵・キタアカリ』
測定日 |
産地 |
品名 |
品種 |
検体 |
1玉の重量 |
ライマン価 (%) |
2024/09/03 |
北海道 |
和田さんのじゃがいも |
男爵 |
A |
146.7g |
14 |
B |
133.7g |
16 |
キタアカリ |
A |
164.2g |
15 |
B |
134.7g |
17 |
北海道・和田さんのじゃがいも、男爵・キタアカリの2種類を測定しました。
前回は、去年の冬(2023/12/15)に測定を行っています。
ライマン価は、
【男爵】13-15➡14-16
と、男爵は少し数値が上がり、
【キタアカリ】15-17➡15-17
は、数値が維持されていました。
今年も、猛暑などの異常気象により、
じゃがいもの成長にとって良い環境ではありませんでした。
そんな中でも、安定したライマン価数値を維持出来ていると思われます。
(吉田紗知子)
測定レポート 『長崎県産 なんぶじゃがいも にしゆたか』
測定日 |
産地 |
品名 |
品種 |
検体 |
1玉の重量 |
ライマン価 (%) |
2024/07/11 |
長崎県 |
なんぶじゃがいも |
にしゆたか |
A |
175.0g |
13 |
B |
169.5g |
12 |
長崎県・松永さんのじゃがいも(品種:にしゆたか)を測定しました。
前回は、5/31に測定を行っています。
ライマン価は、12~13という結果となりました。
過去測定数値を見ると、
例年なんぶじゃがいものライマン価は、13~14が基本的な数値です。
産地では今作、小ぶりな個体が多く、
出荷に適した大きさ・見た目の綺麗さを持つ、個体の量が少ないと聞いています。
前回は、その中でも選び抜かれた大きな個体の測定を行いましたが、
今回は平均的な大きさの個体であった為なのか、
例年との数値差が若干見られました。
ですが試食した際の味は変わりなく、芋本来の味が濃いじゃがいもとなっていました。
(吉田紗知子)
copyright(c) 2003-2024 Alphar Co.,Ltd.