アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。
硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)
測定レポート 『徳島県産 特別栽培 野本さんのつるむらさき』
測定日 |
産地 |
品名 |
検体 |
1本の 重量 |
硝酸態窒素 (ppm) |
糖度 (Brix) |
2022/6/22 |
徳島県 |
野本さんのつるむらさき |
A |
32.7g |
574.0 |
5.5 |
|
|
|
B |
48.0g |
669.0 |
5.3 |
野本さんが栽培する、つるむらさきになります。
前回は2021/6/4に測定しています。
糖度は、葉から茎までを数回計測し、一番高い値を記載しています。
硝酸態窒素は574、669と、Aは前回を下回り、Bは前回を上回る結果となりました。
糖度は5.5、5.3と、前回の6.6よりも低い数値となっています。
ですが、2018年測定の糖度5.8と近い数値であるため、
大きく減少した訳ではないと感じました。
擦り下ろすと、葉と茎共に粘りが強く、葉の緑色が濃いつるむらさきでした。
(吉田紗知子)
測定レポート 『宮崎県産 特別栽培 誠のチマサンチュ』
測定日 |
産地 |
品名 |
1枚の 重量 |
硝酸態窒素 (ppm) |
糖度 (Brix) |
2024/3/12 |
宮崎県 |
誠のチマサンチュ |
6.0g |
786.5 |
6.5 |
野中さんが栽培する、チマサンチュを測定しました。
前回は、2023/12/12に測定を行っています。
チマサンチュは、リーフレタスの一種で、
日本では昔から「カキチシャ」と呼ばれて栽培されています。
近年は焼肉等を始めとした韓国料理に使用される事から、
「チマサンチュ」呼びが一般的です。
糖度は 6.5と、前回の4.1とくらべて高く、
さらに過去アルファーで測定したチマサンチュの中で
一番高い糖度数値になっています。
硝酸態窒素は786.5と、前回の560.5と比べ、高い数値が検出されています。
2021年に同じ6.0gの個体の測定を行っていますが、
硝酸態窒素数値も781.0と今回測定と近い数値になっていました。
ですので、特別に高い数値では無いと考えられます。
(吉田紗知子)
測定レポート 『宮崎県産 特別栽培 誠のチマサンチュ』
測定日 |
産地 |
品名 |
1枚の 重量 |
硝酸態窒素 (ppm) |
糖度 (Brix) |
2023/12/12 |
宮崎県 |
誠のチマサンチュ |
3.8g |
560.5 |
4.1 |
野中さんが栽培する、チマサンチュを測定しました。
前回は、2023/12/12に測定を行っています。
水分が多く、軽くすりつぶしただけで、
検査用の液体を沢山絞る事が出来ました。
糖度は 4.1と、前回と同じ数値が検出されています。
硝酸態窒素は560.5と、前回の379.7と比べ、高い数値が検出されました。
ですが、過去測定数値の781.0や1468.0と比べると、低い数値であると思われます。
(吉田紗知子)
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