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アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

行者菜 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート 『山形県産 特別栽培 遠藤さんの行者菜』
測定日 産地 品名 重量 硝酸態窒素 (ppm) 糖度 (Brix)
2023/06/02 山形県 遠藤さんの行者菜 80g 8.2 3.5 5.4 7.0
葉と茎の糖度
遠藤さんの行者菜は、2020年5月依頼の測定です。
これまで、葉の部分と茎の部分を、明確に分けて測定をしたことはありませんでしたが、
部位によって測定結果に違いが出るのか気になり、今回は分けて測定しました。

結果、硝酸態窒素濃度、糖度 共に数値に差が出ました。
硝酸態窒素濃度は葉の方が高く、糖度は茎の方が高かったです。
この結果から、茎の部分の方が、甘みを感じやすいのではないかと推測されます。

葉菜であることから、
硝酸態窒素はもっと高く検出されるのではないかと想像していましたが、
希釈も必要とせず、想像より低い値となりました。
(渡部智加)
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