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アルファーは、販売する野菜や果物の、


その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

かぼちゃ 糖度
測定レポート 『北海道産 大川さん 栗南瓜 ほろほろ』
測定日 産地 品名 部位 糖度 (Brix)
加熱前
糖度 (Brix)
加熱後
2024/11/13 北海道  大川さん 栗南瓜
ほろほろ
13.7 21.9
11.9 27.6
12.3 19.9
D 13.3 18.1
大川さんほろほろ1113

北海道・大川さんの栗南瓜、ほろほろ を測定しました。

この測定前日、同産地の 恋するマロン を測定していますが、
かぼちゃ糖度測定の本格的開始は、今年からであり、
蓄積データが少ない為、ほろほろは、今回が始めての測定になります。

かぼちゃは
「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」野菜である為、
生の状態だけではなく、加熱後の糖度測定もおこないます。

(掲載画像参照)今回頂いた検体は、
大きく見ると、三角形のような形をしています。
成長途中、(画像参照)Dの部分が底面になる形で、
上から圧力が掛かり、底がつぶれるようにして広がった
と、予想が出来ました。


通常、かぼちゃの糖度測定は、部位一か所の測定です。
(食べる際、部位毎に分けるという概念が薄い野菜である事等)

ですが、今回は上記内容から
「底面になる部分や上部分等で糖度の違いがあるか」を
測定して欲しいと依頼があった為、
A(上部)、B(中央左側)、C(中央右側)、D(底部)
と、部位を分けて測定を行っています。

各部位の糖度は、
A(上部) 加熱前 13.7、加熱後 21.9
B(中央左側) 加熱前 11.9、加熱後 27.6
C(中央右側) 加熱前 12.3、加熱後 19.9
D(底部) 加熱前 13.3、加熱後 18.1
と検出されました。

収獲時期開始直ぐで若く、まだ風乾期間が短い個体であり、
甘みが出きっていない為か、 全体的に、数値が低く感じられます。
前日に測定を行った、同産地・恋するマロン(収獲終了直前の個体)
の最高糖度(加熱後)が、39.5度だったので、
益々控えめに感じます。

又、今回の大きな目的である「部位毎の糖度数値差」ですが、
加熱前・後で、最高数値を出した部位が同一では無い事、
大きな数値差が無い事が、今回の測定では見られました。

風乾期間が短い事もあるのか、全体的に水分が多めな印象がありました。
数値差では大きな差は見られませんでしたが、試食してみると、
上部の方が、少しの差ですがホクホク感があり、美味しいと感じました。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『北海道産 大川さん 栗南瓜 恋するマロン』
測定日 産地 品名 部位 糖度 (Brix)
加熱前
糖度 (Brix)
加熱後
2024/11/12 北海道  大川さん 栗南瓜
恋するマロン
上部 22.0 39.5
中央 19.8 31.0
下部 22.0 36.8
大川さん恋するマロン1112

北海道・大川さんの 栗南瓜、恋するマロン を測定しました。
アルファーで長年、看板商品の一つとなっている商品です。
前回は、今年の8/27に測定を行っています。

かぼちゃは
「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
生の状態だけではなく、加熱後の測定をおこないます。

今回測定する個体は、収獲・販売終了直前の物です。

通常、かぼちゃの糖度測定は、部位一か所の測定です。
(食べる際、部位毎に分けるという概念が薄い野菜である事等)

ですが、今回は
「部位毎の糖度数値の違い・差」を測定して欲しいと依頼があった為、

上部、中央(種周り)、下部

と、部位を分けて測定を行っています。

各部位の糖度は、
上部 加熱前 22.0、加熱後 39.5
中央 加熱前 19.8、加熱後 31.0
下部 加熱前 22.0、加熱後 36.8
と検出されました。

前回8月に測定を行った際の 27.0(加熱後)の数値が、
今年測定・恋するマロン の中で一番高い数値となっていましたが、
今回は上記よりも、更に高い数値が検出されました。

今回の個体は、案内終了直前で風乾・保管が長いかぼちゃです。
ですので、寝かした期間が長く、
甘みが蓄積されていたと考えられます。

部位毎の数値ですが、
上・下の数値が大体同程度であり、
中央(種周り)が若干下がる結果となりました。

かぼちゃの全体面積を見ると、
殆どの面積が上部か下部に分類される為、種周りはわずかです。
ですので、お客様が購入して食べる際は、
基本上・下部の味が印象に残ると思われます。

実際に試食した際、どの切り分けた部分を食べても、
ホクホク感と強い甘みが、口の中で広がりました。 (吉田紗知子)
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測定レポート 『北海道産 和田さんの恋するマロン』
測定日 産地 品名 糖度 (Brix)
加熱前
糖度 (Brix)
加熱後
2024/10/07 北海道 和田さんの恋するマロン 18.4 34.5
和田さんの恋するマロン

北海道・和田さんの、恋するマロン を測定しました。
アルファーでは、じゃがいも等多数の商品取り扱いがある産地です。

かぼちゃは「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
加熱後の測定をおこないます。

加熱すると、実崩れが少なく密度が高い、滑らかな表面を見ることが出来ます。
時間が経過しても、実崩れが見られませんでした。

糖度は 加熱前が18.4、加熱後は 34.5 と検出されました。
過去アルファーで測定を行った、恋するマロンの中で、
トップレベルの高さが検出されています。(吉田紗知子)
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測定レポート 『北海道産 大川さん 栗南瓜 恋するマロン』
測定日 産地 品名 糖度 (Brix)
加熱前
糖度 (Brix)
加熱後
2024/08/27 北海道 大川さん 栗南瓜
恋するマロン
- 27.0
大川さん恋するマロン

北海道・大川さんの 栗南瓜、恋するマロン を測定しました。
アルファーで長年、看板商品の一つとなっている商品です。
かぼちゃの測定は、この数か月で開始された為、
大川さんのかぼちゃを測定・記録する事は今回が初めてです。

かぼちゃは「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
加熱後の測定をおこないます。

包丁を入れると、中から水分がにじみ出ていました。
その分表面が乾燥しておらず、切りやすい柔らかい身です。

糖度は 27.0 と検出されました。
今年測定を行った、恋するマロンの中で一番高い測定数値が出ていました。

加熱後すぐよりも、数分待って表面の水分が抜け、
ホクホクした食感になってから糖度測定を行った方が、
高い数値が出やすくなっていました。(吉田紗知子)
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