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アルファーは、販売する野菜や果物の、


その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

メロン 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート 『北海道産 有機栽培 坂本さんのメロン』
測定日 産地 品名 1玉の重量 糖度 (Brix)
2023/07/31 北海道 坂本さんのメロン 1,720g 14.7
坂本さんのメロン
北海道産・坂本さんのメロンを測定しました。
初めて測定を行います。
ゆめてまりは、2009年より登場した比較的新しい品種で、赤肉特有の甘みの強さや、
外見のネット模様が華やかで、高級メロンとして人気がある品種です。
ですが、8月の高温期になるにつれ、収穫直前に割れやすくなってしまう為、
収穫期間が短く、生産量が少ない品種となっています。
その中でも、坂本さんが栽培されるメロンは、「伝説のメロン」と言われ、
アルファーでも、長年の人気がある商品となっています。

今回は、産地からの到着すぐと、
食べごろ指定日過ぎの、2回にわたって測定や試食を行いました。(測定は2回目のみ)

食べごろ指定日は、坂本さんの日々の作業と観察、
長年の経験によって見極められてものです。
さらに少し柔らかい食感を楽しみたい場合は追加で3~5日と記載されていた為、
今回は食べごろ指定日からプラス3日の状態で二回目の試食と測定を行いました。

糖度は14.7と、長崎県産・プリンスメロンと近い数値で、
過去測定の中では高い糖度の部類に入ります。

到着直ぐでも包丁が入れやすいほどの柔らかさを持っていましたが、
切り口は真っ直ぐで凹凸が無く、十分に甘さを感じますが、まだ瓜感が残る味わいでした。
食べごろの時期にカットした際は、まな板に多くの果汁が溢れ、
切り口も形が少し崩れる程柔らかく変化しており、
甘さやまろやかさを感じやすく熟成されていました。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『長崎県産 特別栽培 なんぶタカミメロン』
測定日 産地 品名 1玉の重量 糖度 (Brix)
2023/06/15 長崎県 なんぶタカミメロン 791.5g 13.8
なんぶタカミメロン
長崎県産のタカミメロンを測定しました。
タカミメロンは、初めて測定を行います。

「貴味メロン」と漢字を使って表記される事もあるタカミメロンは、
アムスメロンやアールスメロンなどから生み出された品種です。
タカミメロンは青肉メロンですが、タカミレッドという赤肉の品種も発表されています。

糖度は13.8と、同産地のアムスメロンと数値が近く、少し高い結果となっています。

ほどよい柔らかさと硬さ、果汁が多すぎない果肉で、
他品種のメロンよりも包丁の通りが良く、綺麗にカットする事が出来ました。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『長崎県産 特別栽培 なんぶアムスメロン』
測定日 産地 品名 1玉の重量 糖度 (Brix)
2023/05/25 長崎県 なんぶアムスメロン 1,105g 13.5
なんぶアムスメロン
長崎県産のアムスメロンを測定しました。
アムスメロンは前回、昨年5/30、27に測定を行っています。

アムスメロンは、「アールスフェボリット×ロッキーフォード」と、
オランダ産の「オーゲン」の分系の掛け合わせから生み出され、
オランダの地名「アムステルダム」から、アムスメロンと名付けられました。

糖度は13.5と、前回の15.2~14.2よりも、少し低い数値が検出されました。
同産地のイエローメロン12.6と比べると、少し高い数値になっています。

試食してみると、メロン特有の甘さと、ほんの少しの塩味が感じられ、
生ハムメロン等の食事メニューにも相性が良さそうだと感じました。
実が崩れにくい為、カットがしやすい他、食べ応えがあるメロンでした。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『長崎県産 特別栽培 なんぶプリンスメロン』
測定日 産地 品名 1玉の重量 糖度 (Brix)
2023/05/09 長崎県 なんぶプリンスメロン 715g 14.8
なんぶプリンスメロンの重量
長崎県産のプリンスメロンを測定しました。
プリンスメロンは、初めて測定を行います。

プリンスメロンは、マクワウリの「ニューメロン」と、
フランスで栽培されていた赤肉種のマスクメロン「シャランテメロン」
を交配によって生み出され、 一般家庭でも気軽に楽しめるメロンとして、
メロンの味を世に広げた品種とされています。

網目模様の無い、つるっとした表面は、
親となるマクワウリから引き継いだ特徴になります。

糖度は14.8と、同日に測定したイエローメロンの12.6よりも、高い数値が検出されました。
同じ産地の、アムスメロンの15.2~14.2と近い数値となっています。

試食してみると、柔らかく、滑らかな食感で、優しい甘さが広がり、
老若男女誰もが想像する「美味しいメロン」の特徴が当てはまるメロンだと感じました。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『長崎県産 特別栽培 なんぶイエローメロン』
測定日 産地 品名 1玉の重量 糖度 (Brix)
2023/05/09 長崎県 なんぶイエローメロン 1,245g 12.6
なんぶiイエローメロンの重量
長崎県産のイエローメロンを測定しました。
イエローメロンは、昨年5/13に測定を行っています。
イエローメロンは、スペインメロンとハネジューメロンを掛け合わせて生まれた、
白肉の黄皮系ノーネットメロンです。

表面の黄色で華やかな見た目から、贈答用にも人気があるメロンですが、
市場への流通量が少なく、珍しい品種となっています。
糖度は12.6と、過去測定したイエローメロンの数値の中で、
一番高い数値が検出されました。

試食してみると、他のメロンには無い、サクサクとした食感があり、
さっぱりとした甘さで、食後のデザート等にも最適なメロンであると感じました。
(吉田紗知子)
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