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アルファーは、販売する野菜や果物の、


その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

ぶどう 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート 『山形県 東根市産 シャインマスカット』
測定日 産地 品名 重量 糖度 (Brix)
2023/09/19 山形県 シャインマスカット 809.0g 17.0
シャインマスカット
山形県東根市産・齊藤さんのシャインマスカットの
糖度測定と試食を行いました。
結果は17.0度でした。粒が大きかったです。

9月6日に、長野県・武居さんのシャインマスカットの
測定・測定も行われておりますが、
糖度の示す通り、斎藤さんのものの方が、
べた付きのない、さっぱりとした甘さのように思いました。
また、皮が若干口に残るように感じました。

実自体の味は、どちらもレベルの高い美味しさで、
甘みの後味や食感の違いは、好みの領域かと思いました。
(渡部智加)
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測定レポート 『長野県産 シャインマスカット、ナガノパープル』
測定日 産地 品名 1房の重量 糖度 (Brix)
2023/09/06 長野県 シャインマスカット 625.5g 19.9
ナガノパープル 684.5g 20.9
シャインマスカット、ナガノパープル
長野県産の、シャインマスカットとナガノパープルを測定しました。
1種につき、8パック入った箱の中から1房を選んで測定を行っています。
美味しい個体の選び方を調べると、シャインマスカットはより黄色に近いもの、
ナガノパープルはより濃い色を持ったものが美味しいと書かれていました。
箱に入っている8パックを見てみると、色の濃さや色相に差はなく、
熟す速度が近いもの同士を選別している事が分かります。

【ナガノパープル】
皮が薄く果汁が多い品種の為、実が柔らかい印象を持ちました。
箱の底面にあたる粒が2、3個潰れてしまっている個体も見られたため、
輸送時の扱いには注意が必要です。
親品種は「巨峰(石原センテニアル)」×「リザマート」で、
ナガノパープルの色素が濃い皮や香りは巨峰の特徴から引き継いだものだと感じます。

【シャインマスカット】
ナガノパープルと比べて形が崩れにくい、
弾力がある実で、粒が潰れてしまっているパックもありませんでした。
親品種は「安芸津21号」×「白南」で、
安芸津21号は「果物の女王」と呼ばれ、栽培の歴史は130年に及ぶ、
エジプト原産:マスカット・オブ・アレキサンドリアを親にした品種です。

糖度はシャインマスカットが19.9、ナガノパープルが20.9と検出されました。
少しの差ですが、ナガノパープルの方が高い測定値となっています。
高い糖度数値ですが、食べてみるとしつこさはなく、
連続で何個も食べやすい甘さとなっていました。
(吉田紗知子)
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