アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。
硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)
測定日 |
産地 |
品名 |
重量 |
糖度 (Brix) |
2024/08/19 |
徳島県 |
佐々木さんの梨・豊水
| 338.5g |
12.6 |
徳島県産・佐々木さんが栽培する豊水を測定しました。
前回は、2023/8/23に測定を行っています。
豊水の品種かけあわせは、「幸水」と「石井早生・二十世紀」です。
上記のように、豊水は「幸水」を親に持つ品種である為、
見た目や味等、似ている箇所が多くあります。
違いとしては、幸水はやや平たく、豊水は丸みがある形状の差や、
幸水は酸味が少なく甘みが強い幸水に対し、
豊水は、程よい酸味を持っている点 等が挙げられます。
糖度は、14.9➡12.6と検出されました。
今回測定した個体は、前回(昨年)測定時にもみられた、
みつ症が発生している個体でした。
【みつ症について】
触ると一部だけ柔らかく、
切って確認すると、該当の部分は半透明になっています。
これが「みつ症」と呼ばれる生理障害で、
学術名称では「カルシウム欠乏症」と呼ばれています。
特に「豊水」種では起こりやすいそうです。
みつ症を発症した梨は、シャキッとした食感が無くなり、
食味が悪くなってしまいますが、
食べること自体に問題がありません。
又、糖度が高くなる場合や、逆に低くなる事もあるそうで、
今回の個体は「低くなる」が該当する個体とみられます。
みつ症になる原因は、
土壌改良や過剰な施肥、長雨や乾燥など様々ですが、
その中の一つに、「8月の急激な高温と乾燥」とあります。
去年に引き続き今年も、記録的な猛暑が連日続いている為、
大きな発症原因になっていると感じます。(吉田紗知子)
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