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理科室

アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

レモン・ライム 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート 『愛媛県産 岡野さんの瀬戸内レモン』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比 重量に対する
果汁割合 (%)
2024/10/22 愛媛県
岩城島
岡野さんの瀬戸内レモン 155.8g 8.2 8.73 0.94 約37.0%
岡野さんレモン1022
愛媛県・岡野さんの瀬戸内レモンを測定しました。
前回は、今年2024/4/4に黄色の個体を測定しています。
今回は緑色の個体
(今年度、収獲時期 開始すぐに収獲した個体)を測定しています。

岡野さんのレモンは、触ると弾力があり、果肉の密度がよくわかります。

例年、他産地と比べ、大きく育つ岡野さんのレモンですが、
今年度は(同日に測定を行った)
熊本県・吉田さんのレモンが小ぶりである為、益々大きく見えます。

糖度:8.3➡8.2度 酸度:6.44➡8.73 糖酸比:1.29➡0.94
糖度は大きく変わりませんでしたが、
酸度が2度ほど上がり、糖酸比が下がる結果となりました。

果汁割合:
前回:37.0%(64.8g個体から24.00g)➡37.05%(75.29g個体から27.9g)
前回と今回で同じ割合となりました。安定した果汁量だという事が分かります。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんのレモン【璃の香】』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比 重量に対する
果汁割合 (%)
2024/10/22 熊本県 吉田さんのレモン
【璃の香】
128.7g 8.3 4.10 2.00 約55.2%
吉田さん璃の香1022
熊本県・吉田さんのレモンを測定しました。
璃の香は前回、2024/8/30に測定を行っています。

糖度:9.7➡8.3度 酸度:4.25➡4.1 糖酸比:2.28➡2.00
糖度が今年8月の個体よりも、少し低い結果となり、
糖酸比もその影響で少し減少しています。

果汁割合:
前回:43.9%(60.9g個体から26.75g)➡55.2%(60.01g個体から33.14g)
上記の数値がしめすように、果汁量が過去トップレベルで多い結果となりました。
絞る際も、まるで(加工・瓶つめを行った)ジュースをコップに注ぐような、
水量と勢いに驚きました。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんのレモン【マイヤー】』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比 重量に対する
果汁割合 (%)
2024/10/22 熊本県 吉田さんのレモン
【マイヤー】
96.6g 9.2 4.82 1.91 約34.9%
吉田さんマイヤー1022
熊本県・吉田さんのレモンを測定しました。
璃の香は前回、2024/8/30に測定を行っています。

糖度:9.8➡9.2度 酸度:4.30➡4.82 糖酸比:2.28➡1.91
こちらも糖度が今年4月の個体よりも、少し低い結果となり、
又、酸度は少し上がった為、糖酸比が減少しています。
果汁割合:
前回:48.6%(73.1g個体から35.5g)➡34.94%(46.07g個体から26.75g)
前回よりも約27g差がある、小柄な個体です。
皮に硬さがあり、絞る際に少し力が必要でした。
(吉田紗知子)
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測定レポート 『熊本県産 特別栽培 吉田さんのレモン【璃の香】』
測定日 産地 品名 1玉の
重量
糖度 (Brix) 酸度 (%) 糖酸比 重量に対する
果汁割合 (%)
2024/8/30 熊本県 吉田さんのレモン
【璃の香】
124.4g 9.7 4.25 2.28 約43.9%
吉田さん璃の香0830
前回、2024/4/4に測定を行った、熊本県・吉田さんのレモンになります。
前回は黄色のメイヤーレモンでしたが、
今回は今年収穫の、緑色の璃の香で測定を行っています。

糖度が9.8➡9.7度、酸度が4.30➡4.25 と、
若干違いが出ましたが、上記で糖酸比を計算すると、
どちらも 2.28 という同じ数値となりました。

糖度・酸度ではあまり数値差が見られませんでしたが、

【前回】果汁割合 48.6%(60.9g個体から26.75g)
【今回】果汁割合 43.9%(73.1g個体から35.5g)と、
4.7%程、数値が小さくみられました。

果汁割合については、前回測定よりも数値が低くなっていますが、
7月に測定を行った、ルイスさん・メイヤーレモンの39%や、
4月に測定を行った、岡野さんの37%と比べると、
吉田さんのレモンは高い数値となっています。
(吉田紗知子)
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