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アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

ゆり根 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート 『北海道産 山西さんの百合根』
測定日 産地 品名 サイズ 重量 硝酸態窒素 (ppm) 糖度 (Brix)
外側 内側 外側 内側
2021/12/02 北海道 山西さんの百合根 2L 191.3g 検出せず 25.9 28.2
3L 270.0g 検出せず 27.7 28.4
1玉と鱗片の重量
百合根の可食部は、鱗片が複数重なった、鱗茎と呼ばれる部分です。
2Lサイズと3Lサイズ別に測定しました。
また、最も内側にある鱗片と、
外側にある鱗片とで糖度に違いはあるのかも、検証しました。

結果、サイズによる大きな違いはなさそうでしたが、内と外では糖度が違い、
どちらも内側の鱗片の糖度が高くなりました。

この結果は、タマネギの根付近や中心の糖度が、
外側より高くなるのと同じ理由と考えられます。
(渡部智加)
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