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理科室

アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。

硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)

サツマイモ 硝酸態窒素残留値と糖度
測定レポート『福井県産 吉村さんのほっこり金時
測定日 産地 品名 1本の重量 硝酸態窒素(ppm) 糖度 (Brix)
上部 中部 下部 加熱後
2025/09/05 福井県 吉村さんのほっこり金時 189.0g 検出せず - 12.8 - 37.2
ほっこり加熱0905

福井県・吉村さんの、ほっこり金時 を測定しました。
前回は、昨年の 2024/12/16に測定を行っています。

糖度は、
【加熱前】12.8度
【加熱後】37.2度 と検出されました。

加熱後の糖度について、昨年は 36度と検出されている為、
昨年度よりも高い数値となりました。

加熱した際の表面は白めの黄色で、
ホクッとした食感よりで優しい甘さのさつまいもに仕上がっていました。

【糖度数値について注意】
さつまいもは「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
2024/6/17 吉村さんのほっこり金時の測定から、加熱後の糖度測定を開始しました。
焼き芋のように低温でじっくりと熱を通すと、糖化が起こりやすくなることから
結果として糖度も上がりやすいため、
よくweb上などで紹介されている焼き芋の糖度とは、
比較条件が異なることはご留意ください。

(吉田紗知子)
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測定レポート 『香川県産 宮下さんの坂出金時』
測定日 産地 品名 1本の重量 硝酸態窒素(ppm) 糖度 (Brix)
上部 中部 下部 加熱後
2025/08/25 香川県 宮下さんの坂出金時 302.5g 検出せず - 12.0 - 46.0
坂出金時比較

香川県・宮下さんの、坂出金時 を測定しました。
前回は、昨年の 2024/9/3に測定を行っています。
少し、外皮に傷が多い個体です。

糖度は、
【加熱前】12.0度
【加熱後】46.0度 と検出されました。

前回は、加熱後の測定のみ行っていますが、
加熱後 糖度57.2 となっていました。

優しい甘味ではありますが、
食べてからしばらくの間、口の中に残り続ける甘味です。

【糖度数値について注意】
さつまいもは「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
2024/6/17 吉村さんのほっこり金時の測定から、加熱後の糖度測定を開始しました。
焼き芋のように低温でじっくりと熱を通すと、糖化が起こりやすくなることから 結果として糖度も上がりやすいため、
よくweb上などで紹介されている焼き芋の糖度とは、比較条件が異なることはご留意ください。


(吉田紗知子)

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測定レポート 『香川県産 宮下さんのすずほっくり』
測定日 産地 品名 1本の重量 硝酸態窒素(ppm) 糖度 (Brix)
上部 中部 下部 加熱後
2025/03/07 香川県 宮下さんのすずほっくり 276.5g 検出せず - 20.1 - 45.8
すずほっくり0307

香川県・宮下さんの、すずほっくり を測定しました。
こちらの品種は、測定が初めてです。

糖度は、
【加熱前】20.1度
【加熱後】45.8度 と検出されました。

同じ宮下さんの紅はるかの直近測定(2024/10/10)、
加熱後 糖度40.7 と同じように、とても高い数値です。

加熱後、水分が飛ぶ速度が早く、切っている最中に崩れやすくなっていました。
名前通り、粉質でほくほく感が強いさつまいもであると感じます。

調べてみると、蒸しいもの肉質がやや粉質で食味が優れる「九系96013-11」と、
外観および食味が優れる「べにまさり」を親に持つ品種であると記載が有りました。

又、数値通り甘味が強く、食べてからしばらくの間、口の中に甘さが残り続けます。

【糖度数値について注意】
さつまいもは「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
2024/6/17 吉村さんのほっこり金時の測定から、加熱後の糖度測定を開始しました。
焼き芋のように低温でじっくりと熱を通すと、糖化が起こりやすくなることから 結果として糖度も上がりやすいため、
よくweb上などで紹介されている焼き芋の糖度とは、比較条件が異なることはご留意ください。


(吉田紗知子)
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測定レポート 『福井県産 吉村さんのほっこり金時』
測定日 産地 品名 1本の重量 硝酸態窒素(ppm) 糖度 (Brix)
上部 中部 下部 加熱後
2024/12/16

福井県

吉村さんのほっこり金時 305.5g 検出せず - - - 36.0
ほっこり金時1216

福井県・吉村さんの、ほっこり金時 を測定しました。前回測定は、三か月程前の、2024/9/26に測定を行っています。

糖度について、
【前回】28.3度➜【今回】36.0度 と検出されました。

さつまいもの品種の殆どが、収穫後すぐは甘さが出にくく、倉庫等で保管することで熟成させ、甘さを引き出す工程が必要です。
特に、今回ほっこり金時生産者・吉村さん達は、キュアリング貯蔵(収穫後に温度と湿度を調整し、旨味をギュッと閉じ込める技術)
を採用するなど、さつまいもの熟成過程に力を入れている方々です。

今回測定数値は、熟成が進み、糖度数値が上がっている事が、はっきりと分かります。

前回で既に甘味があり、美味しいと感じましたが、今回の試食では、しっとり感が増し、甘さを更に味わいやすい仕上がりへと変化していました。

【糖度数値について注意】
さつまいもは「加熱して甘さを引き出し、ホクホク感を味わう」 野菜である為、
6/17 吉村さんのほっこり金時の測定から、加熱後の糖度測定を開始しました。
焼き芋のように低温でじっくりと熱を通すと、糖化が起こりやすくなることから 結果として糖度も上がりやすいため、
よくweb上などで紹介されている焼き芋の糖度とは、比較条件が異なることはご留意ください。


(吉田紗知子)
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