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アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。
硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)
| 測定日 | 産地 | 品名 | 品種 | 検体 | 1玉の重量 | ライマン価 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025/12/17 | 鹿児島県 | 高橋さんのじゃがいも | ニシユタカ | A | 136.8g | 13 |
| B | 108.5g | 13 |
鹿児島県産 高橋さんのじゃがいもを測定しました。
前回は今年春作、2025/4/21に測定を行っています。
【ライマン価】 11~12➜ 13
前回よりも少し高い数値結果となりました。
過去測定した、にしゆたかの中では中間の位置にあたります。
加熱すると、表面が滑らかで柔らかいじゃがいもとなっていました。
(吉田紗知子)
| 測定日 | 産地 | 品名 | 検体 | 1玉の重量 | ライマン価 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025/09/11 | 北海道 | 和田農園 メークイン | A | 160.0g | 12 |
| B | 146.0g | 11 |
北海道産・和田さんのメークインを測定しました。
前回は、2024/9/26に行っています。
先端の尖り(細長さ)が特に際立ている形状です。
ライマン価は、
【前回】14➜【今回】11、12 と、
今年は例年に比べ、控えめな数値となっています。
加熱すると、白い表面です(写真は同日に測定を行ったキタアカリとの比較)
味は、あっさりとした味わいでした。
(吉田紗知子)
| 測定日 | 産地 | 品名 | 検体 | 1玉の重量 | ライマン価 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025/09/11 | 北海道 | 和田農園 キタアカリ | A | 266.5g | 15 |
| B | 188.5g | 15 |
北海道産・和田さんのキタアカリを測定しました。
前回は、2024/9/3に行っています。
表面に、少し鎌でついたような傷があります。
ライマン価は、
【前回】15、17➜【今回】15 と、
一部、昨年と同数値となりましたが、最高数値までには届きませんでした。
試食してみると、しっかりとじゃがいもの味が際立っていました。
(吉田紗知子)
| 測定日 | 産地 | 品名 | 品種 | 検体 | 1玉の重量 | ライマン価 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025/09/05 | 北海道 | 和田さんのじゃがいも | 男爵 | A | 138.5g | 14 |
| B | 99.5g | 13 |
北海道産・和田さんの男爵を測定しました。
前回は、2024/9/3に行っています。
土が多くついており、洗い流し、擦ると白めの皮が見られます。
ライマン価は、
【前回】14、16➜【今回】13、14 と、
今年は、少し控えめな数値となりました。
見た目も、少し小さめな印象を受けます。
見た目が小さくとも、持つとずっしりしているじゃがいも も、
産地によっては見られる事がありますが、今回はその様子は見られませんでした。
加熱すると、白寄りの黄色い表面が見られます。
ホクホクよりも、しっとりした印象がある男爵でした。