免責事項
会社概要 商品案内 業務内容 理科室 保健室 視聴覚室 八百屋のYAKUZEN 社長ブログ

保健室 

『素材はNourishing Vegi 滋養のある野菜。食べ方は、薬膳。』
健康に育った野菜をNourishingVegiとして定義しています。
そこから薬膳へと繋がっていく、アルファーの考え方、そして社会の在り方についてお話しさせていただきます。

インデックス ページ1 体質早見表

インデックス ページ2 免疫の働きをフル活動させるには~Nourishing Vegi ナリシングベジ 月間テーマ

インデックス ページ3

2020/5/1 滋養のある野菜 なぜナリシングベジを食べた方が良いか
・青果で集客貢献
・滋養のある野菜 NourishingVegi とは
・なぜNourishingVegiを食べた方が良いか
・NourishingVegi の根拠
・意味と意義のある青果売り場を
・青果売り場で薬膳料理提案

インデックス ページ4 In Yan YAKUZEN 陰陽五行説

インデックス ページ5 健康長寿~Nourishing Vegiに至るまでの道すじ

滋養のある野菜 なぜナリシングベジを食べた方が良いか

滋養のある野菜 なぜナリシングベジを食べた方が良いか

滋養のある野菜とは何か、
なぜ食べた方が良いのか、その食べ方として、薬膳の考え方をテーマに、御提案したいと思います。
そして、このテーマが、【松】の集客に繋がると考えています。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

まず、滋養という言葉を思いついたきっかけは、厚生省が、『機能性野菜を認可』する、と言い出したことです。
機能性という言葉では、化け学的なイメージが湧いて、食べものに結びつかない感じがします。
そうじゃなくて、もう少し、命をまるごと食べ物として、考えるようにしたいと思っています。

そこで、栄養素の集まりを表す、滋養という言葉を使っています。
このNourishing Vegi を商標登録して、滋養のある野菜、というブランド名にしています。
つまり、野菜という命を、丸ごと販売する提案です。
健康に育った野菜は、気を発し、活き活きとして、美しい形をしています。
それは、菌体、ミネラル、光合成などから生まれる、栄養成分が発するエネルギーです。
このエネルギーを袋に詰める事で、見た目の強い商品力になります。
強い商品力を持った商品を、ボリューム陳列すると、自然とお客さんは集まって来ます。

昔の野菜が持っていた栄養価より、現在の野菜の持つ栄養価は、減少していると言われています。
例えば、ホウレンソウや、そのほかの野菜に含まれるビタミンCが、
20年前の半分になっているという記事を、6年前に読みました。
つまり、おいしさも、商品力も、半分です。
これでは、野菜の食べる量も、半分になって当然ですので、野菜が、かつての輝きを取り戻すために、
次は、そもそも、おいしさと栄養は、どのようにして出来るのかについて、話しをしてみます。

まず、野菜が、栄養素とおいしさを作っていく過程を説明します。
退屈かも知れませんが、八百屋が野菜を売るためには、
どうしても知っておかねばならない、基本の商品知識ですので、ちょっと我慢して、お付き合い下さい。

茄子が、根から土の養分を吸って、光合成をしているところを図にしました。
野菜は、根から養分を吸い上げるだけではなく、
逆に、野菜の根から、糖やアミノ酸、ビタミンなどを、土の中に出しています。
それらが、土の中の微生物の餌になります。
その微生物が、根の周りに住み着くと、野菜に病原菌は寄り付かなくなります。
つまり、野菜と微生物は、土の中で共生関係を保っています。

土の中の動きを図にしました。
健康な畑の土には、土、1g 10億以上の微生物が存在しています。
微生物の寿命は短く、2時間から数日で死に絶えて、その死んだ姿を菌体といいます。
菌体の成分を、植物が吸って、作物の栄養素とおいしさは出来ます。


光合成を充分に行い、充分な期間、土の中で成長した作物は、
栄養を充分に吸い、ミネラルが豊富になり、栄養価も高くなります。
その上、旨み成分のアミノ酸も増加します。

充分に栄養を吸って、光合成をして、収穫適期まで育った「健康な野菜」が、人間に健康をもたらしてくれます。
この目的のため、私たちの農家は努力をしてくれていて、その事を本質的価値だと私たちは考えています。
そして、人間に健康をもたらしてくれるこの一点を、
意味と、意義として、私たちは青果売り場にお届けしたいと考えています。

私たちは、有機や特栽の野菜を扱う事は、コンプライアンスに責任を持つ事なので、
20年前から、使用されたすべての資材をチェックしています。
肥料は、化成窒素分が、何kg入っているのか、農薬は、農薬取締法に抵触していないかを調べます。
野菜をお客様に販売する事は、その内容に対しても責任を持つことです。
でなければ、単に、野菜を運んでいる宅急便と同じになってしまいます。

栽培チェックの経験から分かった事は、ミネラルや、有機の栄養を与えている野菜は、味が濃くなり、美味しいです。
有機肥料を与え、微生物が多く生息する土壌を作らないと、野菜は美味しくはならないということです。
ここまで来ると、自分たちが販売する野菜に、自信を持てるようになりました。
栄養があり、美味しく栽培できる訳を知り、出荷されてくるすべての野菜について、栽培台帳を見ていますので、
農家の皆さんが、どれだけ努力をされているかも知っています。
だから、売る意欲が湧いてきます。


そこから発展して、
15年前から、ほうれん草や人参などの硝酸態窒素の測定や、糖度の測定、
5年前からは、トマトと人参のカロテノイドの測定を始めました。

測定の内容を見てみます。人参は、ジュースで試してみると良く分かります。
糖度が高ければ甘くて、硝酸態窒素の残留値が、100以下であれば、雑味が無く美味しいです。
糖度が高くても、硝酸態窒素の残留値が高いと、甘みがあまり感じられないのも事実です。

機能性成分は、分光高度計と遠心分離機を使用しています。
ベータカロテンや、リコペンは、抗酸化物質の代表的なもので、
活性酸素やフリーラジカルを除去してくれます。

栽培の中身と、その測定値には因果関係があり、味にも大きく関係している事が解ってきています。
測定値が高いと、他の栄養成分も高いと考えています。
硝酸態窒素、糖度、β カロテン、リコペンの測定結果が、「滋養のある野菜」の裏付けだと言えます。


私は、商品表示課、課長の役職を務めています。
その責任を全うするため、栽培について調べ、出来上がった野菜の成分について、

実際に測定して来ましたので、自信を以って表示をしています。

中には、農薬をいっぱい散布されていたり、ええかげんな台帳が、提出されてくることもありますが、

そういう時は、私の権限で取り扱いしないと判断しています。
このことが、どこかでお客様への説得力となって、販売に結びついていると思っています。


さて何を食べればいいか、整理が出来ましたので、次は、食べ方がテーマになりました。
提案の方法は、クックパッドにレシピを投稿し、そのレシピを実際に料理して、YouTube に料理動画をアップする事にしました。

作成のきっかけは、集客で、仕事帰りの主婦が、夕食の献立が決まらないまま、スーパーマーケットに寄った時に、
店頭にメニュー提案があれば、役に立てると考えたからです。

バターナッツのハロウィン肉詰めジャックオーランタン
https://youtu.be/zQjvcVV5oWg

会社のテーマになった、薬膳はこの時の流れで出て来ました。つまり、元気になる料理に焦点を絞ったのです。

これもいつものことですが、遣るなら裏づけを取れと言われます。

それで、薬膳マイスターの資格を取得し、その方向のテロップを入れ始めました。

ここから薬膳へと、会社全体の目指す方向性が定まりました。

オーガニックExpoに2年出店すると、1年目と2年目では、格段に薬膳料理が普及していることに驚きました。
テレビや雑誌でも、盛んに取り上げられるようになっています。

食べ方提案から始まった薬膳料理を、青果売り場の集客に使おうと社長が言い出しました。
それなら、もっと本格的に中医学を学ぶ必要があると思い、

上海中医薬大学日本校の、『中医健康養生士』の資格を取りました。

現在は、『中医薬膳指導士』を目指して受講中です。 (取得済み)

感度が高いひと、という表現にもオーガニックExpoで出会いましたが、

まさしく今日、『健康志向のお客さんを、集客しよう』『新しい価値観の、スーパーマーケットに生まれ変わろう』、という提案は、
この感度が高い人たちが、集まって来れる、青果売り場にすれば松商材が売れるという事です。

材料は、データの裏づけがある【ナリシングベジ】で、

それを食べる事が、健康への基礎であり、早道です。

一方では、食べる事以外の、ちょっとキツメの運動と、食べる量を、腹8分目に押さえることも肝心だと分かっています。
健康を願うなら、更に大切なことは、ひとと笑って暮らすことです

この料理動画は、You tube にアップされています。
弊社ホームページの、Alphar’s Movie を、御覧頂ければ、すべて、御覧頂けます。

 

素材は、滋養のある野菜、食べ方は薬膳、がアルファーのキーワードです。
食事で、家族全員、健康になって行こうという提案を、
青果売り場でする事によって、お店の価値が広がり、
健康志向の方、持続可能型社会に興味を持っておられる方の、集客が出来ます。

40年前に取り組んだ、オーガニックやマクロビオティックは、随分普及して来ましたが、
中医学の薬膳は、その源流と考えて頂いて間違いございません。
薬膳は、400年続いている「養命酒」の効果を、野菜を食べて得る、というものです。
余談ですが、養命酒の歴史は、徳川家康に献上した時まで遡ります。
江戸時代の、貝原益軒や、明治の、石塚左玄などの活躍で、日常的な食事と、薬膳が密接に繋がっていて、
現代の【食育基本法】も、これを基礎にしています。

医食同源という言葉を聞かれた事があると思います。
You are what you eat  はあなたの食べた物で、あなたは出来ているという意味ですが、
医食同源は、少し次元が違って、意思を以って、元気な身体を作るという事になります。

生薬は漢方薬のことです。
出てしまっている症状を、直ぐに治すときに使います。効き目が強いので、常用はかえって危険になります。

中薬は、スーパーフードと捉えれば分かりやすいように思います。
生薬ほど効果は急ではありませんが、同じ効能を持っています。
ただ、基本的には食品ですが、摂取にはある程度制限があります。

食薬とは、野菜の事と思っていただいて間違いはありません。
効果は緩やかですが、野菜にも同じような特質があります。

例えば、夏のエアコンの冷たい空気は低い処へ下がっていきます。身体の中でも、冷えた水分は、足元へ下がります。
だから、下半身に水が溜まり、むくみます。そのむくみを取る為に、どんな野菜を食べれば良いのでしょうか。
 瓜類は、身体の水分を出してくれます。瓜類として、西瓜、南瓜、冬瓜、胡瓜などがあります。
では、どの瓜を食べればよいのでしょうか。

むくみの問題は、身体が冷えたことです。身体から水分が出ると、熱も一緒に奪われて、体温も下がります。
冷やさない事が重要です。
 カボチャだけが、身体を温めながら水分を出してくれます。他の瓜類は身体が冷えます。 
ただ、料理で温める方法もあります。冬瓜は、生姜やネギを加えて煮ると、冷やしすぎるデメリットをカバーできます。


話しを元に戻します
ブランド名も IN YAN YAKUZEN と決めて、商標登録もしました。
In Yan とは、陰陽五行の、陰陽のことです。
薬膳素材は、素材をひとつずつ購入するのは量が多く、
結果的に残ってしまうと分かって来ました。

そこで解決策として、薬膳キット商品を開発しました。
薬膳キット商品に、他の野菜とお肉を入れるだけで
本格的薬膳料理が作れます。アイテム数は、6種類ラインナップしました。
この商品のプロモーションビデオも作製しました。ナレーションは私の娘です。
In Yan YAKUZEN 薬膳キット 
https://youtu.be/SedFdb6OotE


食品展示会に出店し、販売していただく小売業の方との出会いを求めました。
結果は、やはり【サムゲタン】が一番の人気商品となりました。
美味しいと、味を評価してもらっています。E-コマースのお客様で爆発しています。
中でも、阿波尾鶏の丸鶏と、サムゲタンキット2個分とを併せて販売されたところ、受注が殺到したそうです。
そのお客様は、レギュラー品を2週間で600パック、2倍の特注品と、阿波尾鶏とのセットで、
640パックを1ヶ月で完売だそうです。


そうこうしている間に、 amazon Japan から、仕入商品として販売したいと、連絡がありました。

このインターネットでの小売業態は、反応は早いですが、今が隆盛のピークなのでは無いかと思っています。
amazonから、契約のオファーが届いた事は、価値を認められたとは思いますが、少しも嬉しい事ではありません。

今から地域社会は、より相互につながる濃密な関係へと進むと思っています。

インターネット販売では、経済行為のみになりますが、お店に来られる方に買っていただければ、私たちも一緒に楽しむ事が出来ます。

これからの社会は、そういう社会に進んでいくような気がするのです。
そういう地域社会の中心に、スーパーマーケットさんに、座わって頂きたいと思います。

そうは言うものの、商売っ気もまた楽しみのひとつです。
更に簡便性を目指して、簡単に薬膳料理を食べて、元気になる薬膳キットを、レトルト化することが始まりました。

薬膳レトルト粥を3品目の他、薬膳カレー、薬膳クラムチャウダー、サムゲタンの開発です。
中国の朝食は、朝粥が伝統的らしいのです。そもそも、中国では薬膳料理が標準ですが、
それはお母さんが毎朝、その日の天気や、家族の体調に合わせて、お粥や、お茶を作ることから一日が始まるそうです。

美味しくないと話しになりませんので、
薬膳素材の味に負けない、しっかりとした、出汁を味の基礎にしています。
本格出汁は、 鰹節、宗田節、鯖節、干し椎茸、昆布で出汁を取っています。
原料の野菜は国産。
薬膳素材は、品質の良いものを揃えました。
化学調味料、合成添加物は使用しておりません。
薬膳カレー・薬膳クラムチャウダー・サムゲタンも同様の考え方で開発しています。


薬膳キット商品や、レトルト商品を開発しましたが、私たちは、グロッサリー商品を開発しているつもりはなく、
八百屋ですから、青果売り場が活性化することが目的です。
『今後、地場野菜が売上を伸ばす、収益構造の変化に対応して、

青果の販売をどのようにしていけば良いのか、その準備をして来ました。

レシピ提案・料理動画の作成も、青果売り場の集客を意識してのことです。』

前半部分も通して、青果売り場の目的とあり方を、そしてその手法を考えて参りました。

もっとも遠大で、確実な生き残りの戦略は、どうして Whole Foods Market は、
間逆の amazon に合併する事になったのか、何が足りなかったのかを、考える事で見えてきました。

その事が弊社社長の言う、【商品】と【商品以外の事】での集客でした。

画像は、アメリカポートランド市にある、ニューシーズンズ・マーケットの、Local戦略を支える、
Green Wheels というシステムです。
キーワードは、この Local 戦略を基礎とした、Community の実現でした。

経済成長が止まった時代の、もっとも大切なテーマは、
如何に地域社会を創っていくか、その主体と成る発想が不可欠と感じています。
地域社会の、これからの有り様を考えれば、店の有り様が、見えてくると思います。
弊社は、青果卸業なので、その為の商品提供に留まってしまいます。
健康、健康と言いますが、何のために健康であろうとするのかを、問い直してみますと、
やはり、人と、より良き関係を築くことが基本で、その先に社会が存在すると考えています。
地域の人と、地域の人との関係が発展すれば、地域社会も発展して、
地域社会の発展が、また地域の人に還って来るのでは無いでしょうか。

(2019/10/15 発表原稿)


次ページへ

copyright(c) 2003-2020 Alphar Co.,Ltd.